ゴミ屋敷の片付けに悪戦苦闘

遠い親戚のおじいさんがゴミ屋敷に住んでいました。テレビで話題になるような大量のゴミを自宅に放置して近所迷惑をかけるほどひどくはありませんが、足の踏み場に困るほど家の中にゴミを溜める癖があって、おじいさんの家族からゴミを何とかしたいと度々相談を受けていました。家族の説得もあっておじいさんがゴミ処分をようやく承諾してくれたそうですが、あまりにも大量のゴミで家族だけでは処分しきれないと泣きつかれ、私も手伝うことになりました。

ゴミの溜まった部屋を掃除

実際に家の中を見たのはその時が初めてで、確かに素足で歩くのを躊躇するほど床一面にゴミが散らかっています。雑誌やチラシ程度のゴミならまだしも、食べた後そのままのカップラーメンや惣菜のパックなども大量に散らかっていて、不衛生な状態の中ゴミ処分をしなければならないのが辛かったです。とりあえず手を汚さないよう、手袋をつけて作業を始めました。布団や毛布を敷きっぱなしの状態で、季節外れの寝具や衣服が部屋の隅で無造作に山積みになっています。一つたたむごとにホコリが舞い上がるため、マスクをつけたほうがよいと親戚が手渡してくれました。ずっと大量のゴミを放置していたせいなのか、ゴミをどかすと床や壁にシミができていて、雑巾で拭いてもきれいになりません。ホコリ汚れも角の部分にしっかりこびりついた感じで、拭き掃除だけではうまく除去できない状態です。一番困ったのが、ゴキブリとネズミです。食べ物の箱やパックをビニール製のゴミ袋に入れたまま置いてあったのでそれをどかしてみたら、ゴキブリが突然出てきてすごくビックリしたんです。小さなネズミが走り回ったときには、みんなで大騒ぎしながら家の外へネズミを誘導して、何とか難を逃れた感じです。最終的に山のようなゴミが集まりましたが、近所のゴミ捨て場に捨てる方法では多すぎるので、地域のごみ処理センターへ車で持ち込むことにしました。おじいさんには反省してもらいたいですが、何となくまたゴミ屋敷に戻ってしまうのではないかと心配しています。